「まさか自分が…」
住宅ローンの審査に落ちたという通知は、マイホーム計画の土台が崩れるような、非常に大きなショックですよね。ご家族の期待を背負っていたなら、なおさらです。
しかし、どうかここで諦めないでください。
実は、住宅ローンの審査に落ちてしまうケースは決して珍しいことではありません。そして、一度落ちたからといって、マイホームの夢が永遠に絶たれたわけではないのです。
こんにちは!首都圏の不動産購入を仲介手数料最大無料でサポートする「ゼロすまいる」です。
この記事では、これまで多くのお客様の住宅ローン審査をサポートしてきた私たちが、審査に落ちてしまった方が次に何をすべきかを、手順に沿って徹底的に解説します。
この記事を読み終える頃には、「なぜ落ちたのか」の原因を冷静に分析し、「次に何をすべきか」が明確になっているはずです。
【第1章】なぜ落ちた?考えられる3つの原因を冷静に分析する
金融機関は、審査に落ちた具体的な理由を決して教えてくれません。そのため、まずはご自身の状況を客観的に振り返り、考えられる原因を分析することが第一歩となります。
住宅ローン審査のチェックポイントは多岐にわたりますが、原因は主に以下の3つに大別できます。ご自身がどれに当てはまりそうか、自己診断してみましょう。
□ 原因①:個人の「信用情報」に関する問題
過去にクレジットカードの支払いや、携帯電話の分割払いを延滞したことはありませんか?あるいは、現在カードローンやリボ払いなどの借入はありませんか?こうした金融取引の履歴は「信用情報」として記録されており、審査で最も重視されるポイントの一つです。
□ 原因②:本人の「返済能力」に関する問題
年収に対して借入希望額が大きすぎませんか?勤続年数が短い、個人事業主である、他に多額のローンを抱えている、なども返済能力を不安視される要因となります。
□ 原因③:購入物件の「担保価値」に関する問題
購入しようとしている物件そのものに問題があるケースです。「再建築不可」の物件であったり、建築基準法に違反している「違法建築」であったりすると、銀行が「この物件には資産価値がない」と判断し、融資を断ることがあります。
【第2章】すべての基本!「個人信用情報(CIC)」を取り寄せて自分の目で確認する方法【図解付き】
3つの原因の中で、最も多く、そして自覚しづらいのが「信用情報」の問題です。まずは「敵を知る」ために、ご自身の信用情報を実際に取り寄せて確認してみましょう。
信用情報機関はいくつかありますが、まずはCIC(株式会社シー・アイ・シー)の情報を開示請求するのが一般的です。スマホから500円で簡単に取り寄せることができます。(2025年7月現在、郵送のみでの開示となっており、期間は1月ほど掛かっています)
【CIC情報開示の手順】(2025年7月現在、郵送のみでの開示となっており、期間は1月ほど掛かっています)
- CICの公式サイトへアクセスし、「自分の信用情報を確認したい方」を選択。
- 「インターネットで開示する」の項目へ進む。
- 画面の指示に従い、クレジットカード決済と電話番号認証を行う。
- PDF形式でレポートが発行される。

【レポートで見るべきポイント!】
PDFを開いたら、「入金状況」という欄に注目してください。
- 「A」マーク: お客様の都合で入金がなかった(未入金)ことを示します。これが最も重いマイナス評価です。
- 「P」マーク:請求額の一部が入金されたことを示します。これも評価は下がります。
- 「$」マーク: 請求通りに入金があったことを示します。このマークが並んでいれば問題ありません。
もし「A」や「P」のマークが一つでもあれば、それが審査落ちの直接的な原因である可能性が非常に高いです。
【第3章】原因別!今すぐできる具体的な対策プラン
原因のあたりがついたら、次はいよいよ対策です。
[信用情報に問題があった場合]
残念ながら、一度記録された延滞情報(特に「異動」と記載された重い情報)は、完済から5年間は消えません。この場合は、記録が消えるまで待つのが基本となります。現在もカードローンなどが残っている場合は、まずその完済を最優先しましょう。
[返済能力に問題があった場合]
これは対策の打ち手が多い項目です。
- 自己資金(頭金)を増やす: 最も効果的です。頭金を増やせば借入額が減り、審査に通りやすくなります。
- 他のローンを完済する: 車のローンやカードローンを完済すれば、その分だけ住宅ローンに回せる返済額が増えます。
- 収入合算やペアローンを検討する: 配偶者の収入を合算することで、世帯年収を上げて審査に臨む方法です。
[物件に問題があった場合]
この場合はシンプルです。その物件でのローン契約は諦め、別の物件を探しましょう。
もしくは、物件の評価基準が比較的柔軟な「フラット35」を利用することで、ローンが通る可能性があります。
【第4章】再審査で失敗しないための金融機関の選び方と理想的な期間
一度審査に落ちた後、やみくもに別の銀行へ申し込むのは得策ではありません。
まず、同じ銀行に再申請する場合は、状況を改善した上で、最低でも6ヶ月〜1年は期間を空けるのが基本です。短期間に何度も申し込むと「よほどお金に困っているのでは」と見なされ、かえって心証が悪くなります。
しかし、審査基準の異なる別の金融機関へ申し込むのであれば、すぐにでも通る可能性があります。以下の表を参考に、戦略的に銀行を選びましょう。
金融機関の種類 | 審査のポイント | こんな人におすすめ |
---|---|---|
都市銀行 | 属性・年収を重視 | 公務員や上場企業勤務の方 |
地方銀行・信金 | 地域との関係性 | 地元の中小企業にお勤めの方 |
ネット銀行 | 独自の審査基準 | 手数料や金利を重視する方 |
フラット35 | 物件の質を重視 | 個人事業主や信用情報に少し不安がある方 |
【第5章】ゼロすまいるの「無料コンサルティング」で、あなたの再審査をサポートします
ここまで読んで、「やるべきことは分かったけど、一人で進めるのは不安…」と感じた方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、ぜひ私たち「ゼロすまいる」にご相談ください。
私たちは、単に物件を紹介するだけの不動産会社ではありません。お客様一人ひとりの状況を丁寧にヒアリングし、再審査通過に向けた具体的なサポートを行う、資金計画のプロフェッショナルです。
- 「お客様に最適な金融機関はどこか」を一緒に考え、ご提案します。
- 「そもそも審査に通りやすい物件」に絞ってご紹介することも可能です。
- 「仲介手数料を削減」し、その分を頭金に回すことで、返済能力の評価を上げるお手伝いができます。
相談は無料です。もちろん、しつこい営業は一切行いません。まずはあなたの状況を、LINEで気軽にお聞かせください。
【まとめ】
住宅ローンの審査落ちは、終わりではありません。むしろ、ご自身の状況を見つめ直し、マイホーム購入戦略をより確実なものへと練り直す良いスタート地点です。
この記事が、あなたのマイホームの夢を実現するための一助となれば幸いです。
一人で悩まず、ぜひ私たち専門家と一緒に、次の一歩を踏み出しましょう。
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