新築戸建ての購入を検討している方の中には、「ネット銀行の住宅ローンってどうなんだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
金利が低く、手続きもオンラインで完結できるネット銀行は、近年人気が高まっています。
しかし、ネット銀行にはメリットだけでなく注意すべき点もあります。特に【完成済みの新築物件】を検討している場合は、タイミングや審査のスピードに注意が必要です。
本記事では、新築戸建て購入にネット銀行を使うメリット・デメリットを整理し、実際のネット銀行3社の比較も行いながら、どんな方に向いているかを解説します。
ネット銀行の住宅ローンとは?

ネット銀行の住宅ローンとは、インターネットを通じて申し込みから契約まで完結できる住宅ローンサービスのことです。主なネット銀行には、以下のような金融機関があります:
店舗型の銀行に比べてコストが抑えられるため、金利や手数料が有利な傾向があります。
ネット銀行のメリット
1. 金利が低く、総返済額を抑えられる
ネット銀行の最大の魅力は、金利が低いこと。変動金利は0.3〜0.7%台と、都市銀行よりも0.1〜0.3%低いこともあります。金利差が数百万円の差になることも。
2. 銀行へ行かなくても手続き完結
スマホやパソコンだけで契約まで完了できる銀行もあり、共働きの方や忙しい方にとって非常に便利です。
3. 保障オプションが充実している銀行も
ネット銀行でも団信やがん保障などの付加サービスが充実しているところも多く、自分に合った保障を選べます。
ネット銀行3社の住宅ローン徹底比較!
以下は、主要ネット銀行3社(SBI新生銀行・ペイペイ銀行・イオン銀行)の特徴を比較した一覧表です。(2025年7月時点)
項目 | SBI新生銀行 | ペイペイ銀行 | イオン銀行 |
---|---|---|---|
金利(変動) | 約0.66〜0.68% | 約0.73%(2025年7月) | 約0.78%(自己資金20%時) |
固定金利 | 2〜35年固定、変動切替も可 | 10年固定など可(やや割高) | 2〜35年固定、再固定可 |
保証料・諸費用 | 保証料・印紙代・繰上返済無料 | 保証料・団信・一部繰上返済無料 | 保証料無料、事務手数料定額or定率 |
団信 | 基本団信無料、がん保障+0.1% | がん50%、ペア連生団信あり | 全疾病・8大疾病・がん保障あり |
審査スピード | 仮審査数日、本審査〜3週間 | 仮審査即日、本審査2週間 | 仮審査3〜7日、本審査1〜2週 |
申込方法 | Web完結、口座不要 | スマホ完結、口座必要 | Web+店舗相談も可能 |
柔軟性 | 転職直後・築古も対応 | 自営業・法人は条件厳しめ | 勤続6ヶ月以上・年収100万円〜 |
独自サービス | 家具資金・つなぎ融資あり | 定額入金・ペア連生団信 | イオンで5%割引、対面OK |
✔ 比較ポイントまとめ:
- 金利重視 → SBI新生銀行
- スマホで完結 → ペイペイ銀行
- サポート・相談重視 → イオン銀行
完成物件とネット銀行は相性が悪い?
完成済み物件は、売主から引渡しを1ヶ月以内に求められることが多く、ネット銀行の本審査や契約が間に合わない場合があります。
また、ネット銀行は本審査で否決される可能性もあり、柔軟な対応が難しいのが実情です。
対策として:
- 売主や仲介業者に「ネット銀行利用予定」を事前に伝える
- 万が一に備えて、店舗型銀行でも並行して審査を進める
ネット銀行が向いているのはこんな人
- 低金利を最優先したい方
- スケジュールに余裕がある(建築中物件など)
- 勤続年数・年収に不安がない
- 来店せずにすべて済ませたい
まとめ:条件とスケジュールに合った選択を
ネット銀行は低金利でオンライン完結が魅力ですが、完成済み物件ではスピード感が求められるため注意が必要です。
3社の比較を参考に、ご自身の状況に合った選択をして、スムーズにマイホーム購入を進めましょう!
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