「これから人の家に上がるのか…なんだか気まずいな」
「もし部屋が散らかっていたら、どう反応しよう…」
中古住宅の内覧には、
新築のモデルルーム見学とは違う、独特の緊張感がありますよね。
その少し憂鬱な気持ち、とてもよく分かります。
しかし、私たち不動産のプロの目線から言えば、
多少の生活感や汚れは「まったく気にする必要なし」と断言できます。
むしろ、その奥に隠れた物件の本質的な価値を見抜くことこそが、
良い中古住宅選びの鍵なのです。
こんにちは!
首都圏の不動産購入を仲介手数料最大無料でサポートする「ゼロ住まいる」です。
この記事を読めば、内覧時の気まずさを解消し、
どこに注目すれば「本当に良い家」を見つけられるのか、
その具体的なチェックポイントが全て分かります。
【第1章】なぜ?中古住宅の内覧で「生活感」があるのは当たり前

まず、あなたの心理的なハードルを下げるために知っておいてほしいことがあります。
それは、中古住宅の内覧で生活感があるのは当然だということです。
理由1:売主様も普通の生活者
売却活動中とはいえ、売主様はそこで普段通りの生活を送っています。
常にモデルルームのように完璧に片付けておくのは、現実的に不可能です。
「生活の場にお邪魔させてもらう」という気持ちでいると、少し気が楽になりますよ。
理由2:「汚さ」の種類を見極める
重要なのは、「汚さ」の種類を見極めることです。
内覧で見るべきは、表面的な汚れではありません。
- 表面的な汚れ(無視してOK!)
掃除やハウスクリーニングで解決する「生活感」のことです。
例えば、水回りの水垢、散らかった子供部屋、壁紙の些細な汚れなどは、
入居前に綺麗にできることがほとんどです。 - 構造的な問題(最重要チェックポイント!)
簡単には直せない「劣化・不具合」のことです。
例えば、雨漏りのシミ、壁の大きなひび割れ、床の傾きといった、
建物の構造に関わる問題こそ、プロの目で厳しくチェックすべきポイントです。
【第2章】生活感に惑わされない!プロが実践する必須チェックリスト

では、具体的にどこを見れば良いのでしょうか。
表面的な綺麗さに惑わされず、物件の本当の価値を見抜くためのチェックリストです。
【屋外編】
- 外壁・基礎のひび割れ:
髪の毛ほどの細いヘアークラックは問題ないことが多いですが、
名刺が入るような大きなひび割れは要注意です。 - 屋根の状態:
見える範囲で、瓦のズレや変色がないか確認しましょう。 - 庭や外構の手入れ状況:
雑草の生え方などから、普段の管理状態が垣間見えます。
【屋内編 – 構造】
- 雨漏りのシミ:
天井や壁、特に窓サッシの周りにシミやカビがないか、念入りにチェックします。 - 床の傾き、きしみ:
部屋の隅に立って、床が傾いていないか、歩いてみてきしまないかを確認します。 - ドアや窓の開閉:
すべてのドアや窓が、スムーズに開け閉めできるか試してみましょう。
【屋内編 – 設備】
- 水回り:
キッチン、お風呂、トイレの蛇口をひねり、
水の出方や流れ、排水溝からの嫌な臭いがないかを確認します。 - 給湯器や換気扇:
本体に貼られたシールで製造年月日を確認し、
交換時期が近いかどうかを把握します。
【感覚・周辺環境編】
- 日当たりと風通し:
照明を消した状態で、部屋の明るさを確認します。 - 周辺の騒音や臭い:
窓を開けて、外の音や気になる臭いがないか、五感で感じてみましょう。 - ネットでは分からない生活情報:
ゴミ捨て場の場所や分別ルール、清掃当番の有無、町内会や地域のお祭りなど、
実際の暮らしに関わる部分を仲介担当者を通して確認することが、
後悔しないための重要なポイントです。
【第3章】居住中の家にお邪魔する際の、プロが教える訪問マナー

内覧は、売主様との信頼関係の上で成り立っています。
気持ちよく内覧し、良いご縁に繋げるための訪問マナーも心得ておきましょう。
- 急なキャンセル・変更は厳禁:
内覧の日時は、売主様と双方の担当者のスケジュールを苦心して調整しています。
体調不良などを除く自己都合での急な変更は、多大な迷惑がかかるだけでなく、
最悪の場合、売主様の意向で内見不可になる可能性もあると心得るべきです。 - ネガティブな感想は口に出さない:
たとえ室内が汚れていたり、気になる点があったりしても、
その場で「汚い」「壊れている」などと口に出すのは絶対に避けましょう。
売主様が大切に住んできた家への配慮が必要です。 - 売主様への直接の質問や交渉はNG:
気になる点はすべて仲介担当者に伝え、
後ほど確認してもらうのがスムーズで、トラブルもありません。 - 時間は厳守する。
- 和室に上がる際は、スリッパを脱ぐのがマナーです。
- 収納やクローゼットは勝手に開けない(必ず仲介担当者を通して許可を取りましょう)。
- 写真撮影も、まずは仲介担当者に許可を取ってから行いましょう。
【第4章】「見るべき場所」が分かれば、中古の内覧は怖くない
中古住宅の内覧で最も大切なのは、
表面的な綺麗さや生活感に惑わされず、
その家の「骨格」と「健康状態」を正しく見抜くことです。
しかし、これらのポイントをすべて個人でチェックするのは、非常に難しいかもしれません。
だからこそ、私たちのような不動産のプロフェッショナルが存在します。
「ゼロ住まいる」では、専門家の目であなたと一緒に物件をチェックし、
図面だけでは分からない、見えないリスクまで診断します。
安心して、後悔のない中古住宅選びをするために、ぜひ私たちを頼ってください。
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