「車のローンがまだ残っているけど、そろそろマイホームが欲しい…」そんな悩みを抱える方は少なくありません。実際、車のローンがあると住宅ローン審査にどんな影響があるのか、そしてどう対策をすれば家が買えるのか。この記事では、返済比率や審査の実情、実際の体験談を交えて、具体的な対策方法を解説します。
車のローンがあると住宅ローン審査に不利?
結論からいうと、不利になることはあるが、通らないとは限りません。住宅ローンの審査では「他にどれくらい借入があるか」がチェックされ、特に年間返済額の合計が年収の何%になるか(=返済比率)が重要です。
車のローンがあると、その返済額が返済比率に加算されます。その結果、借入可能額が減ったり、審査が厳しくなったりすることがあります。
📌 返済比率の目安
- 年収400万円:年間返済上限 約140万円(35%)
- 車のローン返済:年36万円(月3万円)
- 住宅ローンに充てられる金額:約104万円/年 → 月8.6万円
→ 月々の住宅ローン返済額に制限が出てしまうことが分かります。
【体験談】車のローンが100万円残っていたAさんのケース
都内在住のAさん(30代・共働き・子ども1人)は、車のローンが約100万円残っている状態で、4,500万円の新築戸建てを検討していました。
銀行に相談したところ、「返済比率がギリギリ」と言われて一度否決に。しかし、Aさん夫婦は以下の対策で無事に住宅ローンを通すことができました。
✅ 対策したこと
- 奥様と「ペアローン」で申し込み(夫婦合算で収入増)
- 車のローンを一部繰上返済し、月々の返済を抑えた
- カードローンとリボ払いを完済
結果、返済比率が基準内に収まり、地方銀行で無事にローン承認が下りました。
車のローンがある人が住宅ローンを通すための4つの対策
① 車のローンを繰上返済または完済する
一番効果的なのは、車のローン自体を減らすこと。特に「月々の返済額」を減らすことが返済比率に影響します。
② 共働きならペアローンや収入合算を検討
夫婦での合算によって、借入可能額を増やす方法です。片方に車のローンがある場合、もう一方の収入でカバーできます。
③ カードローンやリボ払いの整理
見落としがちですが、少額でも複数の借入があるとマイナス評価になります。審査前に完済・整理しておきましょう。
④ 審査が柔軟な金融機関を選ぶ
ネット銀行はシビアなことが多く、地方銀行や信用金庫のほうが相談しやすい傾向にあります。事前審査を複数社に出すのも有効です。
まとめ|車のローンが残っていてもマイホームは買える!
- 車のローンは住宅ローン審査に影響するが、工夫すれば通過可能
- 返済比率の計算と調整がカギ
- ペアローンや収入合算、借入の整理が効果的
- 銀行選びも重要なポイント
ゼロ住まいるでは、車のローンが残っている方への住宅ローン審査通過サポートも行っています。
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