永住権なしでも住宅ローン通過は可能?日本でマイホームを買った事例に学ぶ

はじめに

外国籍の方が日本で住宅を購入する際、最も大きなハードルのひとつが「住宅ローン」。
特に、永住権を持っていない場合に審査に通るのかどうかは、多くの方にとっての不安要素です。
弊社でもここ最近、ご相談が増えています。
この記事では、実際に永住権なしで住宅ローンに通過した方の事例をもとに、審査に通る可能性や条件を詳しく解説します。


【事例紹介】永住権なし・在留資格「技術・人文知識」で住宅購入したケース

  • プロフィール:30代男性、中国籍、在留資格「技術・人文知識・国際業務」、都内在住
  • 年収:約600万円
  • 勤続年数:3年
  • 購入物件:新築戸建て(4,800万円)
  • 借入金融機関:都市銀行A社

審査のポイント

  • 日本人配偶者なし(単身)
  • 永住権なしだが、勤務先が大企業かつ勤続年数が安定
  • 日本語能力検定N1保持
  • 金融資産(貯金)が1000万円以上あったことも高評価

審査で重視される要素とは?

永住権がなくても、以下のような条件を満たすことで住宅ローン通過の可能性が高まります:

  • 勤続年数が3年以上
  • 来日5年以上
  • 安定した収入(正社員)
  • 在留期間が十分に残っている(1年以上推奨)
  • 一定の自己資金がある(物件価格の2割以上)
  • 他に借り入れなどが無い
  • 日本語でのやりとりに支障がない
  • 永住権をもつまたは日本国籍の配偶者が保証人になる

永住権がないとダメな金融機関もある

すべての銀行が外国籍ローンに前向きとは限りません。
中には「永住権があることが前提」という金融機関もありますので、外国籍の住宅ローンに理解がある金融機関を選ぶことが非常に重要です。
永住権がないとダメだという金融機関は本当に多いです。

永住権なしでの住宅ローンの注意点

  • 金融機関によっては金利が非常に高くなる(2%~)
  • マンションより一戸建ての方が自己資金を多く求められる傾向(物件価格の半分など)
  • 事前審査に時間がかかる(約1週間)
  • 自己資金のエビデンスが必要

永住権なしでの借入には厳しい条件がつく金融機関が多いです。
金融機関によっては借入金利等の条件が、かなり変わってくる可能性がありますので、正しい情報を多く持った不動産会社に相談することが重要になってきます。


ゼロ住まいるのサポート

ゼロ住まいるでは、外国籍のお客様の住宅購入・ローン審査についてのご相談も承っています。
実際にローン通過事例も多数あり、永住権の有無にかかわらず、購入の可能性を一緒に探していけます


まとめ

  • 永住権がなくても住宅ローンの通過は可能
  • 勤続年数・収入・自己資金・在留資格が大きな審査材料になる
  • 金融機関選びが成功のカギ
  • ゼロ住まいるでは外国籍のお客様も丁寧にサポート!

「ゼロ住まいる」は、首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)で新築一戸建て・中古戸建・中古マンションを購入する時の仲介手数料を最大無料にして、お客様のマイホーム購入を応援致します。
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